知らない間に誰かの人生に影響を与えて、その人が少しでも幸せな選択をできていたら、それはこの上なく嬉しいことだと思う。でも、影響を与えたかどうかなんて基本的にはわからないから、その嬉しさはそういつも得られるものではない。
今日は違った。
この前ふらっと大阪に友達と遊びに行った。大阪に住んでいる昔の先輩と急遽予定を合わせて一緒に観光をした。遊びに行った先に知っている人がいたから、とりあえずなんでもいいから会ってみる。自分にとっては結構普通のことで、当日に電話をかけて急遽会うなんてことは結構やることだった。
その先輩は忙しすぎてそんなことができていなかったらしい。私たちが遊びに行っていなければ、近くに来ている昔の同期と遊ぶなんて発想はずっと忘れ続けていただろうなって言ってた。
その先輩は今度かつての同期と会う約束を立てて、とてもワクワクしているらしい。私は静かに喜ぶ。
