日記

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7月21日 日記

電車内での電話が不快なのは、片一方の会話しか聞こえないためらしい。会話を理解するための情報が与えられず、もどかしい感じがあるから。指示語が明らかにならない会話は、確かに歯がゆい感じがするだろう。

 

思えばこの日記も「それ」を中心として指示語を多用している節がある。別に自分の中で理解できていればいいかなと思ってしまっているからですね。結局のところ一番面白い文章って自分の書いた文章のような気がしているので、自分のために日記を書くのが一番いいんじゃないかなとは思う。日記なんてそんなもんで、だから、気分がすぐれなければ書かなくてもいい。もし書かないことが自己嫌悪に繋がるのであれば書くべきではあるけれど、自分はそんなことはないので、ここしばらくはかなり休んでいた。

 

指示語の多用は非常に気持ちがいい。あらゆる文脈を自分の中だけに求めることができる。自分を利用して自分の文章を理解している感じがある。

 

やめちまえそんな日記。