海は遠くから見るととても青いのに、近づいて手ですくってみると限りなく透明な色をしている。過ぎ去っていくべき青春の日々も同じで、今この一瞬は限りなくなんともない。振り返ってみればそれが青く見えるだけで、一日一日はものすごく薄められた青だ。
ここまではこれまでに思っていたことで、書いているうちに何か膨らむかなと思ったけれど、やっぱり限界みたい。
しかしなんで沖縄とかリゾート地の海ってあんなに綺麗な色なんだろうねえ。そこらへんの日本海とか太平洋とかもうただの巨大な水じゃんて思う。クソデカ質量の水。水という概念がでかい顔してぷかぷかしてら。この前深呼吸しようとしたらめちゃくちゃ水中だったからむせた。