日記

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4月14日 日記

 今日の雨はとても匂った。ヨルシカが歌うところの懐かしいような「雨の匂い」ではなくて、工場の排煙を含んだような、そういう匂い。一週間くらい前に建設が終了した工場地帯が、今日から稼働し始めたかららしい。川崎の工業地帯を思ってくれればいい。それの20分の1くらいの規模だ。工場地帯なんて社会科で習ったものくらいしか知らなかったから、どうしても茶色い錆びた色のイメージがあった。でも、目の前にある工場は違って、どれも新品で輝いていて、初日が雨なのがもったいないくらいだ。雨も好きだし、工場のゴツくて強い感じも好きだから自分にとっては最高だ。